第14話 お願いです


*ペットボトルのキャップを大きくしてください。

 子供がボトルのキャップを開けて、大人向けの飲料を飲んだきっかけでキャップはキツく閉まり子供の力では開けにくくなりました。

 高齢者の指の力は弱くなりキャップが開かない時があります。その時は自販機の前で若者がくるのを待って開けてもらいます。

 キャップの直径は32ミリで親指、人差し指と中指を挟んで開けたいが指に力が入らない、機械が閉めたから無理だ。

 あのキャップはペットボトルの蓋だけに使われ、使用済みのキャップは処分されている。ワクチンの交換の話題は消えたのか不明です。

 丸い形状のペットボツルなら直径は約7センチ上部を同じ7センチにして螺旋状の形状を作り。ボトルと同じ材料の蓋を作れませんか。

 こうすれば指の力でなく手のひらの力で開けられる。このキャップはボトルと同じ材料なので再利用ができる。

 だろうな。

 

*自動車は自動運転よりも先にこれを実現できませんか。

 足から衰えるとされる高齢化社会を見据えて自動運転の研究が進んでいて、数年後には実用化される目標ですが。

 若い時から足腰を弱める自動車に頼る生活を与えていれば、若者の高齢化が急速に来て、自動車メーカーが儲かる仕組みだろうな。

 高齢者対策なら他に改良する点があります。

 高齢になると視野角度が狭くなり、首を動かして周囲を確認してくださいと言われますが、目玉が引っ込むのではなく、集中して運転するからそこにしか目に入らないのでしょう。

 首を動かせと言われても、肩とか首が痛く無理なお願いです。

 視野角の補助としてボンネットの両脇にカメラをつけて、その画像を運転席に投影してください。これで見通しの悪く狭い路地からの飛び出し運転の安全が図れるはずだろうな。

 

*自動車のアクセルとブレーキは踏み込む操作は同じでは困ります。

 ブレーキとアクセルの踏み間違いによる悲惨な事故は絶えません。ほとんどが高齢者運転だと決めていますが、自動車側の改良でなくせるはずですが、どこのメーカーも真剣に検討しません。

 なぜでしょうか。コストが掛かるからと諦める話ではヘンですね。

人の命は僅かな部品の追加よりも安いのですね。

 高齢者を少しでも運転から離せば、全てが解決しますか。

 ブレーキペダルとアクセルペダルは車の停止と加速を制御するペダルで完全に異なる操作が要求される。

 ペダルは2個とも通常ハンドルの右下部分にあり、ブレーキペダルとアクセルベダルトとは数センチの隙間しかありません。

 果たし人間は緊急事態に右足の操作が正常に動くのか。ブレーキとアクセルを勘違いするのは当たり前と捉えてはどうでしょう。

 両方のペダルとも足を踏み込む動作だから、右足を広げ数センチの足のづれを検知できれば踏み違いを警報で知らせるはずです。

 それなら、ブレーキペダルは通り踏み込む力で操作して、アクセルは膝の部分のレバーを押し上げて操作すれば間違うことはない。と思うのですが如何ですか。

 実現できればあとは慣れで運転ができるのですが。

 

 

*もっと安い電気自動車を販売してください。

  電気自動車ついに実用段階で各国が発売を開始したが、発電で出る二酸化炭素はどうするのでしょうか。

 水素エンジンで走るか、昔のような木炭ガスで走らせるのか。原発を全面的に使いたいのだろう。

  電気自動車は今までのガソリン車の機能の延長を加味しすぎ、エアコンとか、カーナビとかが標準装備されている。だから高価で、短距離しか走れない車になっている。

 どうせなら実用化重視に徹して、電動車いすの延長を考えてはいかがかな。雨風が防げて、近くの買い物や通院程度の距離が走れば十分です。

 寒ければセーターとかダウンジャケットを着ればいいし、暑いときは窓を開けて走れば涼しいですよ。

 こんな電気自動車はすでに出来上がっているでしょう。

 若者は贅沢品を避け出して、儲け主義から持続可能な世界のための実用化製品を求めていますよ。

 

 

*果実農家をロボットの力で救ってください。

 おいしい梨やリンゴはこの世から消えてしまいそうです。

 果実の栽培は手間がかかり、上に手を伸ばす作業の連続です。高齢者にはきつい仕事で跡継ぎがいないと絶えてしまいます。

 放置した果実園は雑草が生い茂り、枯れた木が寂しそうに朽ちて行くのを待つばかりです。

 自家結実性のある桃などと違い、リンゴ、梨などは自分の花粉では実をつけない自家不和合性の性質で人の手で品種の異なる花粉をつける作業が必要です。

 また実がついた後でも摘果作業があり、多量に実がついた中から最適な実だけを残して他は除く作業です。

 この作業も梯子を使ったり、踏み台に登ったりして、果樹の中に潜り込んで、葉を掻き分けてする作業です。

 これをロボットで行うことがなぜできないのでしょうか。世界に誇っていた産業用ロボットで多量生産していますが、見逃された世界はまだあります。

 この果実農家のロボット化は膨大で未来につながり生産効率が上がり、安い果物を食べられるでしょう。

 また枝打ちの作業も果樹農家では大事です。これもセンサーとカッター付きの腕に取り替えたロボットがやってくれ日は近いのかも。

 

超高齢者国の日本はどこに行くのかな?



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by;colow.81